何気にスチーム

好きなスチームゲームの自分用メモです。

パラドゲーのページ

◇Crusader Kings Ⅲ(CK3)

 

実は昨年買って放置したままだったCK3(Crusader Kings Ⅲ)も

今週から初めてみています(苦笑)

 

すっかりゲーム紹介のYoutuberの人たちの動画に”踊らされている”感じ(笑)

 

まあ、前作CK2も数年かけてDLCだけを集めた挙句に

さわりだけやって終わったので長続きするかは微妙ですが、

 

パラドゲーは日本の某K社の薄っぺらい歴史観や戦史感とは違い、

 

それなりの歴史研究に一部基づいたところも無きにしも非ずなので

(いい加減でバタバタのところや胡散臭いところもあるにはありますが)、

 

連綿と血統を紡ぐことを重視している家系ありきの人間史のゲーム化なので、

 

これでも史学科の出身でありながら、学問の本道を外れて異業種に飛び込み、

 

金にならないディープな歴史の裏側世界を趣味的に嗜むことが

大好きな人間としては本来はドはまりのはずなんですが、

 

しかし、

 

歴史観がしっかりしていることとゲームとして面白いこととは

残念ながらイコールでないのでありまして、

 

なんか治政とか権謀術数を使用するとかが相変わらず面倒なことと

(まあ、直ぐ慣れますが)、

 

次第に単調な数の論理で勝負がつく戦争の流れとか、

 

自国が一定規模に成長してしまうと

あとは惰性と単純作業の繰り返しになってしまう

のはこの手のゲームの宿命とも言えます。

 

 

或いは

 

知ったかぶって非常に些末ことなのに馬鹿みたいに難癖を付けると、

 

例えば地名表記が当時の情勢ではなく、現在の国境ベースとか、

 

(例えばフランス語でアルザス、ロレーヌと言う現在のフランス国境の東端の

広大な地方は、中世のほとんどの時代はドイツの歴史的政治・文化圏であったので

正解はエルザス、ロートリンゲンなのに、それをフランス語文化圏にする設定

する現在のフランスへの忖度?が納得できないとか(苦笑)

 

或いは東方のドイツ騎士団領プロイセンがほとんど無視されているとか)

 

 

或いは歴史誤認とか(そもそも1066年には”神聖”ローマ帝国という呼称すらない。

ローマ帝国か帝国を名乗っていた)、

 

突っ込むための突っ込みは多々ありますが、

 

そんな重箱の隅を楊枝でほじくっているだけで

ゲームを楽しまなければ自分が損するだけなので、

 

今回はそんなどうでもいいような些細なことは脇に置いて挑戦してみた訳ですが、

 

これが今まで書いてきた前置きを全否定するように面白かったです(笑)

 

まあ、良いも悪いも全ての過程を楽しむゲームなんですね。

 

 

 

  <閑話休題

 

 

 

 さて先ずはチュートリアルアイルランドから始めると

アイルランド島統一だけで厭きそうなので、

 

1066年の、例の西欧史では有名なエポックメーキングの年に

(ノルマンコンクエストの年)

 

当時は超弱小のいちド田舎アールガウ伯爵領・領主であった

ハプスブルク家のヴェルナーでやって、

 

どこまでそれらしくできるか、つまりは神聖ローマ帝国皇帝に成り上がれるかを

やってみようと思った訳です。

 

 

 そう言うことで、史実通りのスイス統一~東方進出に固執せず、

 

やがて西のフランス方面に向かってブルグントを統一して拠点にしたり、

思いっきり、南下してイタリア征服も考えていたんですが、

 

 

兎にも角にも伯爵領1つの開始なんで、

やはり王道のスイスの領域の統一が優先でした・・・・

 

しかし、

 

北のチューリッヒ方面がシュヴァーベン地方を強力な同盟網の

そこそこ神聖ローマ帝国の有力諸侯に抑えられていたので

出るに出られず、

 

結局は前述の通りにフランス側の西方へ向かい、

ベルン併合からヌーシャテル、ドル、ブレスと4伯爵領を併合したところで

1091年にヴェルナー伯爵が御臨終になったのでありました。

 

二代目の息子オットーがいきなりトランスユラニア公爵を名乗り

(システム上、公爵に爵位UPする方法が最初わからなかったために

先代の時に公爵領化しなかっただけですが、

 

実はそれなりの規模の複数伯爵領領有で領国クリックで公爵領化の選択画面が出た)、

 

さてこれから5か国目の併合(都合6か国領有・・・途中に領有国制限に

引っ掛かったのでドル伯領は臣下に渡しましたが)

にどこを狙うかと思案しつつ国力を貯めていた矢先の1096年、

 

オットーがいきなり神聖ローマ帝国皇帝に推戴されて即位とは!!!

 

ザーリアー朝のハインリヒ4世(例の”カノッサの屈辱”の)逝去の結果なんですが、

いきなりハプスブルク家に皇帝が来たか(笑)

 

史実のホーエンシュタウフェン朝とヴェルフ朝を飛ばしてしまった!!!?

 

 

いつの間に皇帝候補になっていたのやら?

 

史実のルドルフ1世がローマ王(事実上のドイツ王)になった時でも180年、

神聖ローマ皇帝としてはフリードリヒ3世やマクシミリアン1世からも

400年ほど早いやんけ(笑)

 

 

しかし、まあ、その選ばれた理由が史実同様、

有力諸侯同士が牽制し合いによって自分が就くに就けず、

 

弱小安全牌・人畜無害の領主故にお鉢が回って来たパターンなので、

これはこれで納得と言うか、感動してしまいましたよ(笑)

 

やるなあ、パラド!!!

 

しかし、これ、

 

いきなり最終目標としていた神聖ローマ帝国皇帝になってしまったので、

 

すっかり継続意欲が萎えたのですが・・・・・ネェ・・・(苦笑)

 

この後、どうしましょう?(笑)

 

*パラドゲーはParadox Interactive社製コンピューターゲームの略称

 

 

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